「マッドマックス 怒りのデスロード」
2015年5月15日 アメリカ公開
2015年6月20日 日本公開
文明が荒廃した近未来
元警官だったマックスは夢も希望もなく、ただ生きる為だけに
愛車インターセプターで荒野を駆け、彷徨い続ける。
狂気のカリスマ イモータン・ジョー
彼が統率する改造車部隊の大隊長フュリオサ
戦士としても優秀な彼女が、突如反逆の大脱走を企てる。
逃げるフュリオサを追うイモータン・ジョー率いるウォーボーイズ。
その追走劇に巻き込まれたマックス・・
ウォーボーイズの車に括りつけられっぱなしです。
生き残るために、アクセルを踏めッ!!
背景合成以外は殆どリアルアクションという迫力!
自由と安住を求める女達の命のパワー!!
鎖から解き放たれたマックスの暴れっぷり!!!
この映画は、自分の血がガソリンなんじゃないのか?と思える程・・・熱く燃えてしまいます。
ううう、面白いッ!!
1979年に公開した「マッドマックス」シリーズの4作目にはあたりますが、前作を見て無くても全然大丈夫です。
マックスの素性も、それほど重要視されてませんし、
終始、マッドなカーアクション絵ヂカラで圧倒してきますから。
ゴウゴウと唸り爆走するトラックは地獄を抜け、
希望に満ちた未来へと近づけているのだろうか?
・・・希望には近づいてるよ・・・
ただし、トラック自体が地獄のようだがね・・・
「恐怖の報酬【オリジナル完全版】」
1977年6月24日 アメリカ公開
1978年3月25日 日本公開
2018年11月24日 日本公開(4Kデジタルリマスター版)
南米ジャングルの奥地。
過酷な石油採掘現場に流れてきた男4人。
各々、祖国を追われ戻れない身であはるが、
うだつの上がらないここの生活も決して良好とはいえない。
300キロ先の油井で火災事故発生。
多少の水量では消せない勢いだ。
爆風による消火策が取られ、
ニトログリセリンを積んだトラックを300キロ先の油井へ運んだら一人1万ドルの報酬を与えられるという仕事に、4人の男たちは奇しくも選ばれるのである。
一触即発の危険を乗せ、
ジャングルの悪路を走る恐怖
地獄のようなこの生活を脱出しえる成功報酬による希望
命を懸け、未来を掴みたい男たちを
つり橋の上で巨躯をねじり揺らすトラックはまるで、
悪魔のように笑っていた・・・。
監督のウィリアム・フリードキンさんも、悪魔に嘲笑われてたに違いないだろうね。
元々はアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作(1954年)のリメイクだったのだが、興行は芳しくなくリメイク前の方が良かったなどと批評家からの辛辣な声も上がっていた。
北米以外では30分近くカットしての公開だったし、再上映やソフト化も一部の国以外は許可されていなかったという(日本も未発売)
初公開から約40年たち、ウィリアム・フリードキン監督は混み入った版権問題を解きほぐし、新たに今作を世界中でも見れる状態にした訳なのだ。
(2019年の4月時点ではまだ日本版ソフトは発売されてません)
映画は70年代の南米のジャングルが舞台であるが、
今現在でも、南米ジャングルの奥地には
ガリンペイロという金鉱採掘人がいて、
”ルールはあるが法は届かない” 砂金集落がある。
そのドキュメンタリーを見ていたせいか、この「恐怖の報酬」も
変なリアリティをもって感じ見ることが出来、
とても面白かったです。
DVD/BD化された際は是非ともご鑑賞をおススメしますね。
マッドマックスの方はいつでも見れますので即どおぞ!
ちなみに「マッドマックス2」(1981) のコスチュームを
「北斗の拳」(1983~88) がモロ参考にしていますので、
最高な実写版世紀末救世主伝説感を味わえれると思いますよ。
「ヒャッ ハ―――ッ!」
トラックは、夢と希望を乗せて走っていくよ
地獄を引き連れて・・・・。
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