イギリスの俳優サイモン・ペッグ
「スタートレック」ではカーク、スポックに次ぐ第三の男的立ち位置にと場を盛り上げるムードメイカーなキャラを演じる事が多い。
そして、「スターウォーズ フォースの覚醒」では
アンカープラット役としても登場し、超大作の3本に出ているという珍しい役者でもあるのだ。
そんな製作側から愛される人気者な彼が主演のスーパーポリスアクション!
「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」
2007年2月14日 イギリス公開
2008年7月5日 日本公開
トムクルーズを笑わせる陽気な顔はあまり見せない堅物な警察官が彼の役どころ。
イギリスはロンドン首都警察で検挙率400%の凄腕が仇となり、上層部にまで嫌われ田舎町へと左遷させられてしまうサイモン・ペッグ。
ビレッジ・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたこの村には非常に穏やかな人達が多い。
事件らしい事件も起こらず、逃げた白鳥探しも、田舎警察署長の命令とあらば頑張りますよ。
掴まえた!
相棒になった太っちょは見回り中にアイス食うわ、「二丁拳銃で撃ったことある?」「カーチェイスして窓から撃ったことある?」と現実離れした質問してくる。
アクション刑事ものの映画観過ぎだよ!
「ハートブルー」と「バッドボーイズ2バッド」最高💖
しかし、過去20年この村では死亡事故が無いというのが妙に引っかかる。
ジェームス・ボンドに似たこの男も気になる。
えぇ・・と、ティモシー・・・ントン?
ぽかぽか陽気に頭イカれちゃったの?と思えるほどのどかな村に潜む謎に孤立無援のサイモン・ペッグは挑んでいくのである。
あ、
映画オタクの太っちょくんとタッグで挑んでいくのである・・・。
監督のエドガー・ライトとサイモン・ペッグ、太っちょのニック・フロストはプライベートでも仲のいい映画オタク仲間。
彼らは2004年にホラーコメディ「ショーン・オブ・ザ・デッド」2013年「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!」と度々トリオを組み楽しく映画を製作している。
この三作を「スリー・フレーバー・コルネット三部作」とし、三作共通して、コルネットアイスが登場する。(あと、必ず走るシーン、フェンスを飛び越えるシーンなどを継続して加えている)
こんな遊びもなんかオタクっぽいし、面白そうだな。
※ 向かって左からニック・フロスト サイモン・ペッグ エドガー・ライト
三人とも脚本を書いたり出来るので、三人がそろう映画は細かいネタが多い気がします。
その分、ワンシーンのカット割りが短く、テンポが良いスピードが出てるのかなぁ?
くだらないギャグにさえつまづかなければ、気持ちよく見れると思いますよ。
ホット・ファズで見受けられるアクション刑事のマネは多種多様。
「ハートブルー」「バッドボーイズ2バッド」「リーサル・ウェポン」「ダイ・ハード」等・・・あ、「オーメン」もあれ、そうか・・・?
しかしながら、
「ハートブルー」のアレは・・・オマージュにしてはやけにガップリ演出がリンクしてるのにも感動しちゃったなぁ。
(初見の人にもちゃんと分かりますよ)
個人的にはあそこが一番好きです。
おバカコメディかと思っていたら後半怒涛のガンアクション!?
胸アツでスッキリ面白い!!
是非ご覧くださいませ。
ではまた
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