「貞子VS伽耶子」
元々はエイプリルフールのネタでコラ画像がネットでは話題になっていたのだが、まさかリアルに映画になろうとは?
もしかしたらそのエイプリルフールネタ時点でもう映画化は決定していて、拡散宣伝の意思があっての流布だったのかもしれませんね。
ムリクリクロスオーバーな”VS”企画は昔からありました。
「ドラキュラVSフランケンシュタイン」が始めだったかな?
そしてその後にもゾクゾク登場
「ゴジラVSキングコング」
「フレディVSジェイソン」
「エイリアンVSプレデター」
「プレスリーVSミイラ男」・・・?
タイトルを聞くと一体どおなるんやろか?と、ワクワクする一方、
ショーもないオチで茶を濁すんやろなぁとハラハラ心配もしちゃう。
妙な期待感と
いや、あんまり期待するのは禁物だぞ、と
変な自制心までもがは働いてしまうVS物って、
見る前からなんだか疲れちゃいますよねぇ。
名前は知ってるけれど
怖くて映画を見てない方に軽く二人の特徴を説明しよう。
貞子 : 「リング」(1998)にてデビュー。
呪いのビデオというPVがマニアの中で火が付き、静かに巡り巡っている。
見たものは七日間後に貞子によって必ず気持ちよく昇天させられてしまう。
伽耶子 : 「呪怨」(2000)にてデビュー。
呪いの家という不良物件に住んでいる。愛息と一緒。
勝手に入り込んだり住みだしたりすると手や髪の毛で強引に引っ張っちゃうゾ。
そんな相容れない二人のアイドルが一人の男によって今、邂逅しようとしていた。
イケメンプロデューサー安藤政信だ(上画像)
「バケモンにはバケモンをぶつけるんだよっ!」
彼は二人のアイドルをあえてぶつけることで切磋琢磨し合い、お互いがビッグなアイドルへと成長して行けるように画策するのであった。
いやぁ・・・、あ、あのぅ・・・映画の方はですねぇ・・・
意外や意外、テンポも良く映像もアングルを色々変えてきてるので手抜きな中だるみは感じられませんでした。
エグさもそんなに無く、それでいて後ろからバ――ンとか、横からド――ンとかのビックリ系も控えめにしてる。
霊能力者(イケメンとチビッ子のコンビ)の登場!!
よおやく貞子と伽椰子に対抗する力の登場により、どおやって倒すのか?
そのバトルの流れが怖さよりワクワクしてきて俄然面白くなってきます。
その討伐のゴールがあるからこそ、最後まで集中を切らさずに楽しめれました。
だけど・・・
白石監督ってよくは知らないんですが、恐らく、
・・・三池崇史イズム持っとるな!・・・
て、思っちゃいました。
たとえがんじがらめな制約がある子供向け?青春物?なんかでも、やり過ぎな演出をちょこちょこと入れてくる。
ただ、物語が流れていくだけの映画ではなく、
これは何だ!?と思わせたい。
心に引っ掛からせたい!
そおいったシーンをこそっとキャストとグルになってやっちゃうお人なんです。
そおいった意味ではこの「貞子VS伽椰子」のラスト!
確信犯じゃないの~?? 白石晃士監督。
まだ未見の人は衝撃に対するツッコミを準備し
心して見よ!!
※ 追記
2019年 5月24日 「貞子」 公開決定
監督:中田秀夫(「リング」)
主演:池田エライザちゃん(エロいw)
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