世の中にビデオデッキとレンタルビデオ屋が拡がりつつあった1980年代
レンタル料金が新作一本2000円もしてました。
そう、そんな金額ではなかなか気軽には借りれませんよねぇ。
幼き私はいつも、陳列しているパッケージを眺めては
TV放映されるのを心待ちにしていたもんです。
特にホラー系の作品は刺激的。
元来怖がりな方なので、パッケージの表裏から知り得る情報だけでもドキドキしたもんです。
タイトルと軽く概要だけを憶えてて、それらが
日曜洋画劇場なんかで放映された時
日曜洋画劇場なんかで放映された時
布団に包まりつつこっそり見る!
そうしていく内に好きになっていったんです。
ホラー映画を。
今やいぬボーロの好物は
「ホラーとカレー」
となってしまいまいしたね。
・・・
では今回は、そんな幼少いぬボーロのホラー好きとなった基本作6本をランキング!
第一位
「ゾンビ」
(1979)
(1979)
動きが現代のゾンビと違い、ノロノロとスローモー。
オールドゾンビとも言われてますがそんな中で、人間の愚かさ儚さ、そして残虐さを見せつけてくれた名作であります。
この映画のインパクトは
幼き心のノートに油性マジックで「ゾ・ン・ビ」と書き加えられてしまうほど強烈に残っています。
第二位
「悪魔のいけにえ」
(1975)
(1975)
手足がちょん切られ血しぶきが飛び散る描写が意外と少ないのにも関わらず、
迫りくる恐怖は狂気さえ感じられます。
製作費が少なかったからこそ、そこから来る荒々しい気持ち悪さ。
頭ゴーン殴って扉バ――ンッ! って有無を言わさず衝撃的でしたね。
クライマックスの朝日をバックにチェンソーを振り回す姿はホラーでありながら・・・
”美しい”
第三位
「遊星からの物体X」
(1982)
(1982)
敵は色んな生物に成り変われるエイリアン。
様々にグロく変貌するエイリアンのデザインもなかなかイカスのだが、
「一体誰がエイリアンなのか?」
という心理的ドキドキをも味わえるサスペンスも面白い。
CG技術ではなく、特殊撮影で挑んだ造形は、ぎこちない気持ち悪さと
少しのファニーさを感じさせられる。
犬の変貌シーンは気持ち悪かったがスパイダーヘッドは妙に特撮技術に関心すら憶えましたな。
第四位
「エイリアン」
(1979)
(1979)
後頭部が出っ張った異様なデザインは永久に不滅です。
孤立無援の暗黒宇宙空間
密室的閉鎖感で息苦しく迫る恐怖にハラハラさせてくれます。
シガニー・ウィーバーのパンティ&タンクトップ姿に少し鼻の下を伸ばしつつも、
いや、今無防備やんけっ!って冷静成ればなるほど危険な状況にドキドキしましたね。
エイリアンのデザインも性器をモチーフにしてるとかで深層的にエロティズムもあります。
第五位
「13日の金曜日(パート1~4)」
(1980~)
(1980~)
殺しの手口の多さでドキドキさせるも次第に、調子こいてる若者たちを
「早いとこ殺ってくれ~ジェイソン!」なんて思いも湧き上がってくる。
人殺しだが、陰キャのヒーローへの逆転する心理も面白い。
これのシリーズはTVで何度も何度も放映していたのであのアイスホッケーマスクは不審者のアイコンともなっていきましたよねぇ。
しかしその実、
ホラー映画を観るということを隠れ蓑に、TVで堂々とエッチなシーンを見るという口実を作れたのもこのシリーズの功績だったのではないでしょうか?
第六位
「死霊のはらわた」
(1981)
(1981)
低予算制作だったので、リアルさよりオーバーアクションでグイグイ押して来る感じです。
しかしながら、
ここまでやんの?っていう位手足ちょん切るわ、ゲェ~吐きまくるわ、体の動きにギギギとかパキパキとか妙な効果音つけてそれが異様に気持ち悪かったし、冷静になって見ると逆に笑えて来るから不思議です。やりすぎに気づくんでしょうねw
残念なのは「いや、まだ終わらんよ」的なオチに少し憤慨したのを憶えている。
あれほど大事で悲惨な一日を味わった主人公が報われないのか!?
ってのがなんともねぇ・・・なんか、すっきりしないや。
―――――
とまぁ、ホラー好きとしてはかなりベターな作品とも言えるのではないでしょうか?
70~80年代が子供時代だったもんで、純白な心に
血みどろ(&エロス?)を刻み込まれちゃった可愛そうないぬボーロちゃんでありました。
今度はもう少し大人になってから影響を受けた近年のホラー映画ランキングでお会いしましょう!
ではまた
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