「あの人気漫画がついに実写化!」
とか聞くと
「あ、あぁ~~・・・・」
とテンションがつい下がったことありませんか?
誰しもがその夢見るフレーズに騙されたことが一度や二度は必ずある筈です。
期待を裏切られ悔しい思いを何度も繰り返す内、マンガの実写映画化というニュースは街のポン引きの誘い言葉の如く、信用度が低くなってしまっていったともいえるでしょう・・・。
そんな期待外れの中、
”これは良かったなぁ”と思えたマンガ実写化映画のベスト8を今回はご紹介いたしますね。
では、どうぞ!
第8位
「ハチミツとクローバー」(2006)
※ 「ハチミツとクローバー」羽海野チカ 集英社
個人的にはベストなキャスティングだったと思ってます(否定的な意見も多数あったが)若き青臭さを”青春スーツを着ている”と表現していたのが新鮮だった。
青春ものをほとんど見ない私だが、一番のお気に入りスーツです。
第7位
「空気人形」(2009)
※ 「ゴーダ哲学堂 空気人形」 業田良家 小学館
ようするに空気人形=ダッチワイフが心を持ち、自分の存在と人の心の中には何が入っているのか?を探していくのだが、これが絶妙にエロチックでもあり、ゆっくりと悲しい。
マンガ原作実写映画ではかなりの完成度だと思いますよ。
第6位
「予言」(2004)
※ 「恐怖新聞」 つのだじろう 秋田書店
アイデアだけを使用したオリジナルストーリーとなってるが、これが珍しく成功している。迫ってくる未来の恐怖に抗おうとする三上博史の演技が冴える!
第5位
「バクマン。」(2015)
※ 「バクマン。」 大場つぐみ・小畑健 集英社
週刊連載という地獄を青春スーツで薄くごまかしてる感じが出ててそこが面白い(少し見てる角度が違う?)
EDのサカナクションの曲が見事にハマってる。
第4位
「カイジ 人生逆転ゲーム」(2009)
※ 「カイジ」 福本伸行 講談社
漫画原作ものは全部藤原竜也にまかせとけ!
と揶揄されるくらいこの映画では狂気の雄たけびをあげている。 (のちの「藁の盾」ではカイジ以上のクズを演じることになる・・)
香川照之とのニラメッコ対決もハラハラしましたな。
第3位
「ピンポン」(2002)
※ 「ピンポン」 松本大洋 小学館
これも8位のハチクロ同様、キャスティングが見事でした。
窪塚洋介のイメージはこれで固まった!?
何気にドラゴン→中村獅童 アクマ→大倉孝二が光ってます。
第2位
「るろうに剣心」(2012)
※ 「るろうに剣心」 和月伸宏 集英社
バイオハザードがミラ・ジョボビッチを見る為だけの映画だとするように、
るろ剣は佐藤健を見る為だけの映画だと言えるでしょう。
それだけ、彼はスゴイです。
走る殺陣って初めて見ました。素晴らしい!
そして栄えある第1位は・・・・?
「TOKYO TRIBE」(2014)
※ 「TOKYO TRIBE2」 井上三太 祥伝社
ラップミュージカル?
と言われるほど、全編のセリフほとんどがラップで進行する。見る前は「それって・・・ウザくね?」なんて思ってたが見事な化学反応を起こし、カッコよく印象づけられたのだ。
原作ファンからしたら園子温監督色が強いこの作品には否定的な意見も多いと聞く。
だが、
こんなにも猥雑でパワフルで、しかもカッコよく出来ている映画なんて逆に少ないぞ!
バカとエロとアクションが”カッコイイ”に昇華するなんてある意味
奇跡なんだぞ!!と声を大にして言いたいです。
何気に
渋谷将太がラップ上手いのに感心しましたし、
ヒロイン清野菜名が清純派っぽいのにおっぱい見せちゃうのに逆にドッキリしちゃいました。アクションもなかなかのキレっぷりで若いのにかなりの女優魂!見せてくれます。
竹内力もVシネで培ったバカ顔芸全開で悪役してるし、情緒不安定キャラなら安定の日本一窪塚洋介も健在である。
こんなに見所満載で何が悪いというのか?
(まぁバカ映画を受け付けない人にはちとキツイかも?)
これは漫画原作の実写映画化という原作者とそのファンへのケンカに園子温監督は”勝利した”といっても過言ではないでしょう。
是非とも一度は見ていて損はないですよ~~。
――――余談ではあるが、
逆に実写映画化して個人的にワーストだったのが、
悪名高き「デビルマン」ではなく、「キャシャーン」でもなく・・・・
「弱虫ペダル」より「シャカリキ」が好きなので
あのマンガの熱さは実写では難しいでしょうが・・・
正直、あまりのグダグダさに途中退館してしまいました。
もしかしたらワーストランキングの方が盛り上がったのかも?
ではまた
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2019年3月1日金曜日
マンガの実写映画化 個人的ベストランキング 8作品
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