1970~80年代にホラー映画の洗礼を受けてからというものの、
その後も宿ったホラー魂をムクムクと育て上げ
オジサンになった今でも内臓脂肪のごとく
体の奥底にまでへばりついております。
そんなカロリー高なホラー映画、個人的好みでランキングです!
第七位
「バイオハザード」(2002)
ゲームが原作の実写映画化シリーズです。
アクションホラーとして大成功した珍しい例だと言えます。
ホラーといいつつも、ミラ・ジョボビッチとい
うスターを見るためだけの映画とも言えます
な。
うスターを見るためだけの映画とも言えます
な。
でも、それでいいんじゃない?
裸になったりアクションをこなしたりする姿に、エンターテイメント魂を感じられますし、
ホラーを見る客層の裾野を広げたのは彼女の功績なんじゃないでしょうか?
第六位
「回路」(2001)
ネットにより現世(生者の世界)とあの世(死者の世界)が繋がってしまい、
死者が生者の世界に侵食していく
・・・という邦画では珍しく壮大なスケールを描く。
”揺らぎつつも重力を感じる”新しい幽霊像には驚きました。
気持ち悪いけど・・・カッコイイ!
黒沢清監督にはこれでハマりました。
ホラーなんだけど少し哲学っぽい知的さをも感じられる。
「CUREキュア」とか「カリスマ」とかも好きだなぁ。
第五位
「悪夢探偵」(2007)
夢の中での殺人はアニメ「パプリカ」でも同じテーマではあるものの、こちらの方はホラーと変態要素が強い。
悪夢探偵の松田龍平は、仕事をしたくない、なんなら死にたいと常日頃思っている。
しかし、人の夢の中に入れるという特殊能力のせいでイヤイヤながら時折仕事を引き受けてしまう。
素っ裸に黒マントという出で立ちは、中世の魔女のようなエロチズムが狙いか?
それとも単なる変態性ギャグなのか?
なんとなくそれを成立させる松田龍平は凄いですね。
続編のパート2は悪夢探偵の母親(市川実和子)が出てきます。
彼女は人の心が読める能力をもつ。
笑いながら「あぁ、怖い怖い うふふ、怖い怖い」
精神のバランスを取ろうとして、自殺をしてしまう。
悪夢探偵の特殊能力というのはある種の呪いなのか?
パート3の製作を待ち望んでおりますよ。
第四位
「呪怨」(2000~)
(Vシネ版1~2と、劇場版1~2を含む)
最初のビデオ版(2000)は劇場版(2003)と違って、派手やかさは控えめだがじんわりと迫って来る。
理不尽で逃れられない呪いは、足掻けば足掻くほど絶望へ引きずり込まれる落差に恐怖する。
劇場版1と2は女優も映像も豪華であり、階段を這いつくばって迫りくる姿は最大限に気持ち悪さを出しています。
しかし、
これ以降だらだらと続くシリーズは悲しいかな新しい試みは薄く、新鮮味もない作品が続いてくことに・・・。
(でも、「貞子VS伽椰子」は思いの他おもしろかったです。ラストは爆笑!)
第三位
「ミスト」(2008)
逃げ惑いスーパーに立てこもる人々。
そこに産まれる集団心理と軋轢。
そして、
何ともやりきれない絶望感。
恐い!恐かったです。
しかしながら霧の向こう側からくる生物のデザインはグッド!
あの巨大なゾウのような奴には興奮しましたな。
まるでダリの絵画みたいだった・・・。
第二位
「ブレインデッド」(1992)
これ、意外と隠れた名作なんですよ。
金持ちでごうつくなババァと気の優しいマザコン息子。
愛息子にガールフレンドが出来たと知るとこっそり尾行するババァ。
動物園でネズミに噛まれ変な病気に感染し、生きる屍とあいなります。
マザコン息子はゾンビとなった母親の世話を始めます。
しかし、ヘマの連続で犠牲者がチラホラと増えていき・・・
壮絶なクライマックへとなだれ込んでいくのでした。
エグさとギャグの振り幅が大きく、アメリカンクラッカーの勢いでカチカチカチッ!と鳴り響きます。
「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット思いがけない冒険」「キングコング」などを監督したピーター・ジャクソンの初期の真骨頂だ!!
中古DVDはプレミア価格だし、レンタル屋にも置いてあるところ少ないんじゃないかなぁ?
ホラー好きには是非とも見ておいて欲しい作品ですな。
そして栄えある 第一位!!
「28週後」(2007)
その走り迫りくる恐ろしさが一番感じられるのはこの「28週後」のオープニングがNO.1なのではないでしょうか?
非情な決断。仲間や愛する者さえ見放さなければ生き残れない状況。
全力疾走してくるゾンビはある意味最強に怖い存在。
人類はいつまでも息を潜めて隠れていなければならないのだろうか?
前作の「28日後」はロードムービー調でまだ少し緩やかさがあったので、激しいゾンビの追撃もどうにか逃げれる風潮が見えていたのだけど、「28週後」はヤバイ。
城壁を作って街ごと隠れるようにしているのだ。
これは
逆にもう逃げ場がないのと同じだ。
もし、隔離された街中で感染者が現れたとしたら・・・
なんか秘策でもあんのかいな?ブラピちゃん!(いや、それは「ワールド・ウォーZ」の方や)
闘うことより逃げるが先!
これってやっぱ恐怖心煽られます。
元来ノロノロゾンビ派だったのだけども、この映画でダッシュゾンビ派を肯定出来るようになりました。
うん
走って来る恐怖がちゃんと感じられましたからね。
―――という訳で、近年の作品での個人ベスト7作でしたがいかがでしたでしょうか?
個人的といいつつも案外メジャードコロばかりでしたね。
ホラーといえども「カッコイイ!」と一瞬でも心惹かれるシーンが有るのと無いのとでは好感度は大きく変わります。
今後もまた、
ドキドキしつつカッコイイと思わせれるホラー映画を求め、
見続けたいとおもっております。
皆さんも機会があればホラー、どんどん見ていきましょうねぇー。
ではまた
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