「高慢と偏見とゾンビ」
1813年に発表された恋愛小説「高慢と偏見」
古典の名作として世界的に知られてます。
・・・それを、
物語の話はほぼそのままに、眼下の敵は・・・ゾンビ・・・に変更した”パロディ”小説「高慢と偏見とゾンビ」が2009年に発表されるや否や予想を覆して大ヒット。
調子に乗って映画化やっ!て盛り上がると大女優ナタリー・ポートマンが手を挙げちゃったもんだからなんか、引くに引けない感じになっちゃって
紆余曲折ありつつも2016年に公開されました。
近年では、
キーラ・ナイトレイ主演で2005年に「プライドと偏見」というタイトルで何回目かの映画化されてました。
まぁ・・・正直18世紀の、ましてやイギリス貴族の恋物語なんぞ・・・・・
興味なぞ有りませぬ!!
いぬボーロは箸にも棒にもかけず見ておりませんでした。
だがしかし、
そこに、うま味調味料として”ゾンビ”が入るとなると話は別です。
ちょっと、美味そぉ・・・あ、いや、面白そうだ、な?と。
期待度は少し高くなりますよねぇ。
ネット評では概ね不評が多いかな?
実際、興行的には赤字っぽいので失敗だったとは言えましょう。
だがしかし、
予想に反して個人的には面白かったです!
単なるパロディコメディかと思いきや、元祖「高慢と偏見」の設定としてナポレオン軍の侵略戦争がゾンビとの感染戦争として変わってるだけで後はまんま「高慢と偏見」らしいとのこと。
今まで「高慢と偏見」?はん?貴族のツンデレラストーリーなんて片腹痛いわ!なんて避けて通って来てたもんで、今回の「高慢と偏見とゾンビ」を見たおかげでもうすっかり「高慢と偏見」を見た気分になっちゃいました。
一粒で二度美味しいとはこのことでしょうねぇ。
ホラー映画なのになんかええラブストーリー
見せてもらいました(笑)
ゾンビもエエ感じに気持ち悪いし、アクションもたっぷりとありますし。
―――個人的にお気に入りの場面。
高慢な男ダ―シーの登場シーン。
城の見張り役
「誰だおまえ!」「名を名乗れ!」
ダ―シー
「ダ―シー・・・、カーネル・・・ダ―シー!(ダ―シー大佐)」
ひとり
「(背中を向けたまま)省吾・・・・、(振り向いて)川嶋・・省吾!」
劇団ひとりのネタ”かっこつけて自己紹介”をそのまんまやってて思わず笑っちゃったなぁ。
高慢がゆえに男は、偏見であるがゆえ女は自身の素直な気持ちに気付かない。
死屍累々の上で二人は真実の愛に目覚めるのであろうか?
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