えも言われぬこの香り
何時でも何処でも嗅げるようにしたい
・・・永遠に・・・
「パフューム ある人殺しの物語」
2006年9月14日 ドイツ公開
2007年3月3日 日本公開
かしゆかです
のっちです
あーちゃんです
三人合わせてパフュームです!
犯人は三人の内の誰だ? こうご期待!!
「パフューム」と聞くとアイドル三人組を連想しちゃいますが・・・違います。
パフューム=香水 は、1985年に世界中でベストセラーになった小説でして、日本でも翻訳本が出ています。
※ 「香水 ある人殺しの物語」文芸春秋 刊
一点 ただ、一点!
常人より異常に嗅覚が優れているという点のみ!
神から贈られたギフトを主人公は、
究極の香水造りに費やすのである。
それは、
人々を幸せにする為?それとも、世界を魅了する為?富?名声?
いや、純粋に彼は香りを永遠に閉じこめたいだけなのだ。
・・・危険な程・・・純粋に・・・。
女性にとっては最悪なストーカー
国家にとっては最凶なテロリスト
この映画の前半で貧民街が出てくるのだがこれがまぁ~バッチィバッチィ・・・
あれだけ鼻の利く主人公がまぁよく吐かずに我慢できたもんだよなぁ~と、
少し重箱の隅をつんつん・・・。
現実では、
元お笑い芸人のジミー大西さんが嗅覚テストで警察犬に勝った!という話もあってか彼も異常に鼻が利くらしく、
クサい匂いにめっきり弱い。
すぐ吐き気を催すという。
恐ろしい効能をも生み出して。
それは、
主人公が本当に欲しかった物だったのかもしれない。
「匂いフェチ」
と言うには遥かに恐ろしいこの才能、
もっと上手に活用出来なかったものかねぇ~
タランティーノは己のフェチを上手く映画に活用したよ!
「デス・プルーフinグラインドハウス」
2007年4月6日 アメリカ公開
2007年9月1日 日本公開
エログロアクション低予算B級映画
・・・風を装った今作は、クェンティン・タランティーノ監督の超絶妄想力で押し出した剛腕ムービーとなっております。
「足フェチ」
を公言しているタラちゃん。
ホットパンツから伸びる女優の素足を執拗にカメラで舐めまわします。
罰ゲームとして公然の面前でラップダンスをさせる猥雑さ。
車のボンネットに女を乗せたままカーチェイス!というドSっぷり。
”会話” はある意味、
タランティーノが書く脚本の真骨頂ではあるのだが、この映画でのガールズトークは、
ハッパ、彼氏、下ネタが延々と続き
一番くだらねぇ!
・・・だがしかし、
これだけでも彼の尋常ではない妄想力の強さが計り知れますなぁ・・・
クレイジー野郎スタントマン・マイクが、車をぶつける事に快感を得るという所で、松本人志が昔喋ったたわいもないボケで、
「(イクとき)チンコをダイナマイトで爆発させたら気持ちええやろなぁ~」
というのを思い出しました。
(こおいうことを憶えてると言う事は、ワタシもその気があるのかも?)
為になったり、感動したりは全くしないんだが、
ラストは思いもよらず、笑っちゃいましたな。
ある意味衝撃的でしたw
※ おまけにもう一本
「フェティッシュ」(1996)
殺人事件が好きで、新聞記事をスクラップし妄想するのが日課。
事件現場の清掃の仕事にありつけた主人公は、ワクワクドキドキ。
首を切られた頭はしゃべるのかしら?
なんて夢見心地の中、偶然連続殺人の犯人と遭遇してしまう・・・
ブラックコメディで、緩いけれど面白いですよ。
暇つぶしにどおぞ。
では、また
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