道化師は、笑わせ泣かせるのが仕事。
しかし ” IT(それ) ”は・・・
「IT/イット"それ"が見えたら、終わり。」
2017年9月8日 アメリカ公開
2017年11月3日 日本公開
普通、サーカスのお笑い担当のピエロは観客の心を和ましてくれる存在なのだが、この映画のピエロ=ペニー・ワイズは和ますどころか、恐怖をまとい殺しにやってくるのである。
神出鬼没
子供たちが不安や恐怖を抱くその時に奴は姿を表す。
更なる恐怖を煽りながら。
ホラー版「スタンドバイミー」
少年少女達がひと夏の経験を経て大人へと一歩歩んでいく青春ストーリー・・・と言うにはかなりキツイ体験をするのがスタンドバイミーとは一味違う所w
身内の失踪、親からの虐待、家業の不安
学校でも、公道でも、ハゲピエロの追跡でも傷ついてばかりの「ルーザーズ(=負け犬)クラブ」
負け犬のレッテルを貼られちゃいるが、
明るい未来を信じて生きてる子供達の心の方が、暗い未来しか見てない大人達よりも
恐怖に立ち向かっていける!闘える!
そんなメッセージがもしかしたら隠されているのかもしれませんね。
( 劇中、未来を諦めどんよりした顔の大人がなんと多いことか・・・ )
ホラー映画ながら、子供達への応援映画にも見えてきましたわい。
べバリー! 虐待オヤジに負けるな!
個人的にはああいう奴が一番腹が立つ!!
・・・でも、
何気にいじめっ子のリーダーが結果、
一番悲惨な目にあってるような気が・・・
(DVDで未公開シーンを見るべし!やっちまってるぜ!)
27年後が舞台の続編「IT/chapter two」が2019年9月6日にアメリカ公開が予定されている。
大人になったルーザーズクラブはペニー・ワイズの恐怖に打ち勝つことが出来るのか?
楽しみです。
―――ホラー版「スタンドバイミー」大人バージョンならこちら?
「ドリームキャッチャー」
2003年3月21日 アメリカ公開
2003年4月19日 日本公開
4人のスタンドバイミーが大人になり、それぞれの休暇を合わせ
雪山のロッジへ遊びにきていると、謎の存在の侵略に遭遇してしまう。
「ダディッツは、この危機をあの頃の俺たちに教えていたのか!?」
少年時代、ダディッツの影響で妙な力を授かった4人は、
軍事介入する緊張した中で、
侵略するそれを食い止めることができるのか?
キモッ
あ・・・と、これって・・・グレ・・・イ?
SFであり、アクションホラーであり、スタンドバイミーであり(?)
意外と盛り沢山で見応えがあります。
そして、びっくりする位、感動しません(笑)
いや、面白いんですよ!楽しめれるんですけど、なんか、あぁ、そっかぁ~ってなっちゃうんです。なんででしょうね?
「頭の中の記憶倉庫」
というイメージが面白い。
ダディッツの正体を探ろうと敵が思考にもぐりこんでくる。
そうはさせまいと、記憶の倉庫の地下深く続くスロープをダディッツのファイルを持ち逃げるシーンは緊張感がありながらなコントチックでいて妙にくすぐられましたね。
動物大移動
一人二役の妙
ケツが・・・ケツが・・・
まともなの?狂ってるの?モーガン・フリーマンさん。
侵略者の裏面顔、表面顔のギャップ(空爆シーン)
等、楽しめるポイントは多数ありますので、
暇つぶしには最適かと思いますよ。
あと、個人的に思ったのは
雪山でビールを飲みたいが為に必死来いて歩くって、アル中さんは底知れぬパワーの持ち主なんですねぇ・・・。
ま、まぁ・・・お口直しに、
「スタンドバイミー」をどおぞ・・・
では、また
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